悪質営業はメシのタネにするために当事者同士を争わせようとする

仲違いは旨味の宝庫

 

「手口の具体例」 項目

1.「仲違いは旨味の宝庫」

2.「ボディタッチで油断を誘う」

3.「モテる秘訣とか語り出す」

4.「男になれよ」

 

書いた人

行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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営業というと、まずはターゲットとのきっかけを掴まないと始まらない。

カラ手でいきなり話なんかしたって、流石に引っかからないからね。

 

足掛かり的なものがあって、初めて詰めた話ができるようになるわけ。

 

じゃあ、その足掛かりは具体的になんなのかって話なんだけれど、
大抵が現状への不満や悩みに関することなんだよ。

 

そういうのを抱えている人って、とにかく誰かに話を聞いてもらいたいからね。

まずは話を聞く体で、連中は忍び寄ってくるわけ。

 

 

これは前述した「見せつける利益」にもつながる話だからね。

 

相手の望みはしっかりと聞いておいて損はないんだ。

 

 

その上での話なんだけれど、
この不満や悩みってのは、ほとんどが対人関係と相場が決まっている。

 

そこで一芝居打つわけだ。

 

 

このターゲットの対人関係ってのは、悪質営業にとっては美味しいネタでね。

 

うまいこと突けば、ターゲットやその関係者を一気に感情的にさせることができる。

 

 

営業としては、感情的になってくれた方がいいんだよ。

感情にかまけて、狙いにまで押し流しやすくなるからね。

 

特に義憤ってのは、掛け値なしに人を動かすことができる建前なんだ。

 

 

だから、それを煽るためにターゲットに近しい人間を「敵」に仕立て上げる。

 

 

ターゲットの友人や親族、恋人であってもいい。

 

 

「あなたは利用されている」

「その人は自分のことしか考えていないよ」

 

 

そういった甘言で、相手を裏切るようにほのめかす。

 

裏切りに関して抵抗感を抱いている人は多いが、
そういった抵抗感を払拭するために義憤が利用されやすいというわけ。

 

 

「あなたは今までずっと騙されて我慢してきたんだよ」なんつってな。

 

 

自分の親の誕生日の話をしただけの交際相手に対して、
「それはプレゼントを要求しているんだよ」などと吹き込み続けていたカスもいたな。

 

冷静に考えればくだらない吹き込みなわけだが、
ターゲットが抱いている不満や疑問にうまく滑り込ませるのが悪質営業の手口だ。

 

 

 

 

一度、火のついた義憤は相手を断絶するまで続くだろう。

そして、その拒絶の意思の強さはそのまま営業への信頼という形に還元される。

 

なんたって、営業は「騙し」に気付かせてくれた英雄だからね。

 

 

多分、感謝までされちゃうだろう。

 

営業さんは「悪」から救ってくれたヒーローなのだから、疑う余地もない。

 

 

これできっちり、「カタ」にハマったというわけだ。

 

 

続き 「ボディタッチで油断を誘う」 

 

 

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