悪質営業マンが詰めに使う決まり文句「男になれよ」、「男なら」

男になれよ

 

「手口の具体例」 項目

1.「仲違いは旨味の宝庫」

2.「ボディタッチで油断を誘う」

3.「モテる秘訣とか語り出す」

4.「男になれよ」

 

書いた人

行政書士明和事務所

行政書士 吉田 重信

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これは営業がまとめに入る時の決まり文句で使われがちなフレーズだね。

 

 

「男なら、」

 

「男とは、」

 

「○○するのが男ってもんだろう」

 

 

そうやってターゲットの感情を煽って、決断をするよう促すのが悪質営業の手口だ。

 

そう言われると、ついつい決断せねばと考えてしまう人は少なくないだろう。

これは「断るのは男らしくないぞ」という、
対比による脅迫の意が含まれた責め文句だからね。

 

要は形式上、対話という形を採っているだけで、実は営業からの要求に過ぎないわけ。

 

 

相手が男らしさや男であることを重視しているようなタイプであればあるほど、
こういったフレーズは大きな効果を発揮するだろう。

 

でも、これはつまるところ、
相手の男気を利用して扇動しているだけに過ぎない。

場の雰囲気で誤魔化したりはできても、
その決断によって本人が得るものはなにもないということでもあるんだ。

 

現物があるのであれば、見せつければいいだけの話だからね。

 

しかし、それはできないからこそ、
こういった感情の扇動によって無理やり本人からYesを吐き出させるわけ。

 

 

これは・・・なかなかに恐ろしい行為でもあるんだよ。

 

まぁ、わかっていないからこそ、そういった手口に手を染めるんだろうけれどさ。

 

 

相手の感情面に手を加えるということは、
激情を向けられる対象になるということでもある。

 

こういう、形無きものへのこだわりこそ理屈で割り切れるようなものではないから、
矛先が向いてしまったら、もう話し合いなどで解決できるわけがない。

ただでさえ、自分が利益を得るためにそれをやった以上、
また下手な小細工でもかまそうもんなら、それこそ徹底的に追い込みをかけられるだろう。

 

そして、所詮、場の雰囲気を利用して煽っているだけに過ぎない以上、
この手の手口は場が解散したら、いずれは相手に気付かれてしまうものだ。

 

 

 

アイツは、アイツラは、自分の男気を利用した、と。

 

 

個人的には、ひねり殺されたって文句は言えないと思うね。

 

 

 

いずれにせよ、これは相手の信条を利用した上で行う、れっきとした「詰め」なんだ。

 

その実態は、相手の重んずるものへの棄損を縄にかけた脅迫そのもの。

 

 

決して、あなたを男と見込んだ上での申出などではない。

 

 

 1.「仲違いは旨味の宝庫」

 2.「ボディタッチで油断を誘う」

 3.「モテる秘訣とか語り出す」

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